~取り方・手順・勉強時間、ほかアレコレ回顧録~
こんにちは、元高校球児の母です。
息子が小学校のころ『野球メシ』なるものの存在を知り、『野球メシ』本を何冊も購入し弁当や食事作りの参考にしていました。
ただ、栄養に関して一般的な知識しかなかったため、成長期の息子に対して食の大切さを伝える上で、「きちんとした後ろ盾(?)的な資格があると真剣に受け止めてくれるかな」というのが、アスリートフードマイスターの資格に挑戦したきっかけだったと思います。
スケジュール的にも費用的にも、なかなか踏み出せずにおりました。
そうこうするうちに息子も中学生になり、やっとのことで受講を決断。
◆アスリートフードマイスター 資格の効率的な取り方の手順
アスリートフードマイスターの資格は3級、2級、1級とありますが、まずは3級からスタートしなければいけません。
ちなみに1級まで取るとプロとして、セミナー講師やレシピ開発といった道が開けるようですが、私の目的は息子のサポートのみなので現状は3級で充分だと思いました。
アスリートフードマイスター、スポーツフードアドバイザー、スポーツフードスペシャリスト…、
類似した資格がたくさんある中、なぜアスリートフードマイスターにしたのか。
実際アスリートフードマイスター3級は73700円。
他の類似資格と比べると費用がお高いんです。
ですが…、大物スポーツ選手の奥さまやお母さまだけではなく、
アスリートご本人が取得しているというのも説得力が増すポイント。
動じないブランド力というのでしょうか。
結局、そこが決め手だったような気がします。
アスリートフードマイスターの資格を取得するにあたって、
・アスリートフードマイスターの資格の取り方の手順
・アスリートフードマイスターの資格を取得するための大まかな勉強時間
などを詳しく説明していきたいと思います。
私が受講・受験して得た経験と、日本アスリートフード協会の情報を基に
資格取得方法や勉強時間をご紹介させていただきます。
◆アスリートフードマイスター 資格の効率的な取り方の手順
では、アスリートフードマイスターの資格を取得するための通常の手順は以下の通り。
①資料請求をする、説明会に参加する(もちろん、ともに無料)
※どちらかでも良いですが、両方だとより講座に対する理解度が深まります
②受講を申し込む
③受講する(私の場合は通学制でした)
④修了試験を申し込む
⑤修了試験を受験する
⑥合格通知が郵送され、アスリートフードマイスター3級の資格取得を実感する
というのが一般的な流れだと思います。
◆資料請求・説明会(ともに無料)は、できるだけ活用するべし!
ホームページだけを見て受講の申し込みをする方もいらっしゃると思いますが、
お高い受講料を払ってから「思っていたのと違う!」では、
ダメージを修復できるかどうか…。
そうならないための情報収集として、ぜひ以下を活用されることをおススメします。
①資料請求(郵送)
②オンラインまたは会場での説明会に参加
※そこそこ活躍されている資格取得者の体験談+その方へ直接質問ができるのはとても参考になると思います
資料請求を申し込むと、1週間~10日程度で郵送されてきました。
パンフレットに加えて説明会の案内書などが同封されています。
ホームページ上にもあるようですが、資料請求者限定のクーポン券が入っていたらラッキー(こっちの方がオトクだった)!
資格取得者の体験談が聞ける説明会に参加
①アスリートフードマイスターの資格や講座内容など、詳しく説明してもらえる
②先輩アスリートフードマイスターの実体験を聞ける&直接質問ができる
実際に会場に足を運んで雰囲気を肌で感じてみるのもモチベーションアップにつながりますね。
資料請求フォームから登録すると、パンフレットを郵送してもらうかダウンロード閲覧するかを選べます。
ちょっとした特典もあるようです。
◆アスリートフードマイスター3級の資格を取得するまでの大まかな勉強時間
まず、通学制か通信制(WEB版・DVD版)からどの学習スタイルのするのか決めて、
アスリートフードマイスター養成講座の受講を申し込みます。
ファクスでも申し込めますが、ホームページから申し込むとスムーズです。
私の場合は対面の方が好きなので通学制にしましたが、
1人でじっくり学習したいという人や、仕事・トレーニングなどで忙しいという人はWEB版が良いかもしれませんね。
友人もWEB版を受講していましたが、WEB版のみクレジット決済ができるので、
申し込んだその日から少しずつ勉強ができてサクサク進められたそうです。
肝心の「勉強時間は?」ですが、
受講時間は90分×4科目。
通学制の場合、講義時間内や休憩中に質問ができたり、講師の方の裏話などが聞けたり楽しく受講できました。
WEB版・DVD版の場合だと、繰り返し再生したり早送りしたり、自分の都合に合わせて閲覧できるのがメリットでしょうね。
私の場合は、受講後毎日30分程度(できない日もありましたが…)受講内容を復習。
次は修了試験を受けます。
通学制だと受講後3週間程度の日程に試験がセットされていましたが、個々の都合で受験日の変更も可能でした。
通信制WEB版で受講した場合は修了試験もWEB。
通信制DVD版で受講した場合は、WEB受験か会場受験から選べるようです。
通学制と通信制WEB版では受験スタイルも異なっています。
通学制は会場での筆記試験は90分、マークシート。
正確には何問だったか忘れましたが体感では100問くらいあったような。
シーンと静まり返った会場での何十年ぶりかの試験タイムは、ガッツリ緊張してしまいました。
試験内容としては…
・問題数が多いので、あまり見直しをする時間が取れなかった
・出題範囲はテキストからまんべんなく
というのが正直な感想でしょうか。
通信制WEB版は、いつでもどこでも可能なオンライン上でのWEB試験なので、
安定した通信環境がないと途中で切れてしまうことがあるようですね。
ちなみに通信が切れてしまった場合は再試験(要再試験料)になるとか。
友人は「45分で100問だったかな」と。
すべて選択問題ということで、テキストを見ながらだと時間がかかってしまいそうですね。
前のページに戻って修正することができなかったので、
うっかりミスが致命的になってしまうかも、と聞きました。
通学制・通信制ともに100点満点中70点以上で合格、3級合格率は約85%。
受講日から試験日まで地道に勉強をしていれば合格できるレベルですね。
基本的にテキストに書いてある内容が頭に入っていればOKだそうです。
私の場合は何度も書き写すという昔ながらの勉強法でした。
修了試験から約1カ月ほどで結果が郵送されてきました。
私の結果は97点/100点。
「へ~、やるじゃん」と息子が驚いてくれたのは…、ちょっと嬉しかったです。
◆まとめ
ここまでの内容をまとめますと、
・アスリートフードマイスターの資格には動じないブランド力がある
・受講の申し込みをする前に資料請求や説明会を活用すると、資格取得後のイメージがより広がります
・受講スタイルは、通学・WEB・DVDの3つ
・試験は、じっくり取り組むと時間切れになる可能性があり
ということでしょうか。
講座と修了試験の日程にもよりますが、
受講の申し込みをしてからアスリートフードマイスター3級の認定証が郵送されてくるまで2カ月程度。
受講したその日からすぐに使える知識が満載で、料理をする気力さえあればフルに活用できました。
資格を取得し、息子が野球を引退するまで約5年。
日々、補食・弁当・食事作りに追われていました。
高校野球部の合宿メニュー作成を依頼されたこともありました。
お高い資格だと思いましたが、ちゃんと役立てることができたと思っています。
1つ後悔があるとすれば、息子がもっと小さいころに資格を取得していればよかったかな、という点。
お子さんのサポートのために資格取得を考えている方は、
食の好き嫌いがハッキリする前に、「アレ食べたくない」「コレ嫌だ」と自己主張する前に、
少しずつ刷り込んであげることをおススメします。
現在息子のサポートとしての役割は終わりましたが、
身に付いた栄養の知識は今でも毎日の食事作りに活用できています。
さらに、これからは高齢の両親などへの食事アドバイスにも使えると思っています。
アスリートフードマイスターとしての知識は一生使い続けられるものではないでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。